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SDA王滝5月レースレポート

今年も行ってまいりました『セルフディスカバリーアドベンチャー in 王滝』マウンテンバイクをお持ちの方なら誰もが聞いた事の有る春と秋に開催されるレースですが、春の5月に100km2名と42km1名で参加して参りました!
park
5月の長野で山の中ですとまだ気温は低いのかな~と思われましたが、レース前日は、27℃まで気温が上り、レース当日も、日中は気温が高くなる予報なのですが、雲一つない快晴の為、放射冷却によって朝の気温は6℃!!
暑くなるのが分かっているだけに薄着で行きたいところですが、サイクルウェアに着替えて日焼け止めを塗っているとあまりの寒さにウォーマー+ウィンドブレーカーを着て受付の為に本部に移動しました。

stmae4時ごろからアナウンスがガンガン流れ「スタートの場所取りは4:30からですよ~」ともアナウンスされておりましたが今回の場所取り合戦はいつも以上に熾烈で、4:30過ぎにスタート地点を通ったら、既にかなりの数の自転車が並んでおりました!

start1スタート前に渡辺さんと合流していつもの記念写真!いつもは、ゴール後にまた会うが、この日は、私のゴール時間の関係で、ゴール後は、お会い出来なかった(;^_^A

start2
100kmに出る2人!スタート前で、余裕の笑顔!
start3
王滝初参加で42kmにエントリー!
この後、10km先のスタート地点へ移動を開始されておりました。

そして、前回の上位入賞者を先頭に6:00に100kmがスタート!!
100kmstart林道に入ると直ぐに上り始めるのですが、林道まで5kmの舗装路区間なので、その間に体を温めて林道に入る為に左折した瞬間に大渋滞!!乗っているのも無理な速度なので、押して進み、少しバラけてきた所で再び乗車するも、並んでいたラインが悪く、一緒に参加していた仁さんにあっと言う間に置いて行かれてしまった。
追い付く為にオーバーペースで走ったがそれでも中々追い付かず、仁さんがサングラスを外す為に立ち止まっていた所で何とか追い付くも、その時には、だいぶ息が上がってしまっていた。
一緒に再スタートするも少しずつ離れて行ってしまったがこれ以上ペースアップしてしまうと100kmは持たないので、諦めてペースを落として1人でゴールを目指す事に。

林道を少し走り、体温と気温が上がってきたので、このままではオーバーヒートしてしまうと思い、一旦止まって休憩がてらウィンドブレーカーとレッグウォーマーを脱ぎ、右足に違和感を感じていたので、クリートも修正する。
kyukei hill
まだまだ序盤なので、周りにも人が多く休憩しているとドンドン抜かれて気が焦るが残り距離と時間を考えると抜かれる事よりもチェックポイントを通過できるかが心配になる。

始めのオーバーペースが効いてきて10kmを過ぎた辺りから脚が攣り始め、15kmでは両脚が攣ってしまったので、登り切った所でもう一休みする事にしたが、この位の距離になってくると休憩だけではなくパンクなどのトラブルで止まっている人達もチラホラ見る様になって来るがそんな中驚きの光景が目に入って来た!!
asimo
なんとアシモがダンシングで登って来る!!それもファットバイクに乗っているではないか!!
よく見ると『BUCHO COFFEE』のロゴがあちらこちらに・・・納得!
アシモは、見なかった事にして気を取り直して再スタート!

途中でGENE BIKES(ジーンバイクス)の竹内さんが止まって撮ってくれた写真とCP1で一緒に撮った写真です。

2 twoshot
何とか笑っていますが、この時すでに両腿攣っておりました。
そして、CP1は、こんな状態です!IMG_0667チェックポイントと言うにはあまりにもハードな場所です(;^_^A
ここで、待っていてくれた仁さんから「この先どうするの?」と、聞かれ、一瞬『リタイアはこちら』という看板に目が行ってしまったが、春は、ここまでの登りがきつく、CP1は、コースの端っこでどうせリタイアしても走って帰らなくてはならないので、こうなったら完走目指して行ける所まで行く事に!
しか~し、CP1は、下った所に在る為、CP1から乗車する力が無く、勾配が緩くなる所まで押して行く事に・・・先が思いやられる。

でも、王滝は、辛い事だけではありません!
山を登り切ればとても綺麗ロケーションが待ってくれています!
view IMG_0680
遠くに見える山頂に雪が残る御岳山からは水蒸気が登っておりました。
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そして、御岳山が見えるコースの左側には道を間違えない様に大きくコースロープが張られていたり、所々に在る天然エイドステーションを見るとセルフディスカバリーアドベンチャーと名が付いている事を実感出来ます(笑)
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更に上り切った先の下りの奥に次の山のが見える・・・下ると上らないといけないので、下りたくないけど下らないと先に行けない(T_T)
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後半は、心を無にしながら、ひたすら上ったり下ったりを繰り返しますが、気温が高くなり体力が奪われるので、ドリンクや補給食(今回は、meitan 電解質パウダーやサイクルチャージカフェインプラスを持って行きました)を常に撮り続けたり、休憩の際にはimurayaのチョコレートようかん 抹茶味も食べて、下りのライン取りに集中できるように注意して走りました!yokan
CP2を完走ギリギリの時間だからと水の補給のみで追いやられ(でも、あそこでのんびりしてたら完走できてなかったので感謝!)何とか残り20kmで辿り着いたCP3!
cp3見てお分かりの通り周りの山よりも低い位置に在りますので、勿論ここを出ると上ります(笑)
しかし、ここで私にとっては朗報が!!残り20km以上有ると思ったら、表記ミス(主催者のいたずら心)で残り12kmで、最後の5kmくらいは下りなので、あと2山くらい登ればゴールとのこと!
ただし、王滝を初参加じゃない私は、この先の坂(山)がどんなのか知っておりますので、嬉しさ半分悲しさ半分で覚悟を決めてCp3を出発!

少しして細かな上りをいくつも登り、変な溝が有るコーナーを鋭角に左に曲がるとやって参りました本日のメインイベント最後の急坂(宜しかったらFacebookに公開されてい私のGARMINのログを見て頂くと78km地点に縦に勾配が登っている所がございます)です!
勿論、自転車に乗って登る体力も筋力も残っておりませんので、降りて押します(笑)
周りの人も殆どの人が押しております。折角なので、押している顔を自撮りしてみました(笑)
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どうにかこうにか何とか登り切ったら、後は、楽しい楽しい長~い下りです!
王滝の下りを楽しむ為に選んだTREK Fuel EXですが、今回は、こいつじゃなかったら一気に下り切れなかったかも?
全身の体力を使い切っているので、42kmの時の様に下りで踏ん張りが利きません!地面からの振動も下りの前加重で逃がし切れず手の平が痛くなってきたり、握力も無くなってきます。比較的に下りが好きな私がこんなに早く下りが終わってほしいなんて思うなんて・・・でも、下りは楽しい(^^)v

5km強下るとなんだが騒がしくなってきて、もうすぐゴールの看板が!!ゴールゲートが見えた時の嬉しいのなんのって9時間25分なのに(優勝者は4時間30分くらい)思わずゴールでガッツポーズしてしまいました(^^ゞ
ゴール後は、ゴールで待っててくれた仁さんと完走記念写真を一緒に撮って貰いました!
goal

ゴール後は、もう100kmはキツイから、次は42kmにしようと思っていたけど、日にちが経ってきたらまた挑戦してみたくなってきたな~次の秋は逆回り出しな~もう少し悩むかな(笑)
今回参加した3人の話しを聞いて、チームメンバーからは何人か参加を決めた人や検討している人がおりますので、メンバーでは無い方でも王滝に出てみたい方は、準備用品のアドバイスなどを致しますので、お気軽にご相談下さい。

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この記事を書いた人

ブリッジバイクプロダクツ店主の安田です。幼少の頃から色々な自転車に乗り、五輪を目指して競技に打込んだ時期もありました。他にも中学生の頃は自転車で日本一周をした経験もある、根っからの自転車好きです。千葉県松戸市出身