次回の店休日は3/19(木)となります

新車の組立

当店での自転車の組み立て方

みなさんは、自転車屋に並んでいる自転車が、そのお店で組み立てられているのをご存知でしょうか?

よく「完成された自転車が店に送られて来てるんだと思ってたよ!」と、言われる事が多いのですが、自転車は、車などと違い工場では7割ほどまでしか組まれておらず、残りの分は、ショップに届いてから組み立てをするので、そのショップがどんな組み立て方をしているかで、みなさんのお手元に渡った時の状態に差が出て参ります。

当店では、工場で組んできている部分でも重要な部分は外して、再調整をして組み立てております。
こうする事で工場で組まれていない残りの3割を組むだけよりも、5~6倍の手間が掛かってしまいますが、お乗り頂いたその日から走行性能や耐久性に大きな差が出て参りますので、当店では必要な手間と考え行っております。

現在、当店で行っております組み立てを簡単にではございますが、ご説明させていただきます。

STEP1:箱から出す

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スポーツバイクは、この様にダンボール箱に梱包されて送られてきます。
まず、輸送中のダメージが無いか外からダンボール箱の状態をチェックして問題が無ければ、箱を開けて自転車の状態やパーツの欠品が無いかをチェックしながら、梱包を剥がしていきます。

STEP2:ヘッドパーツにグリスを追加

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近年は、コスト重視で表面に必要最低限のグリスしか塗られておりません(まるっきりグリスが塗られていないメーカーもございます)ので、新品の時の組み付けとしては問題ありませんが、この程度ですと雨に降られたり時間が経過するとグリスが落ちて錆びてしまいます。頻繁に分解してグリスアップする箇所ではございませんので、防水性を高める為に更にグリスを追加して塗ります。

STEP3:ハンドルやサドルなどを組み付ける

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固着と音鳴りを防ぐ為に必要箇所にグリス(又は緩み止め)を塗って、ハンドル・ステムやサドル・シートポストなどを組み付けます。この部分は、汗や雨で固着しやすく、固着が原因でボルトを適性トルクで締められなくなってしまったりするので、1本1本付けるには時間が掛かりますが快適に使用するには大事な作業となります。

STEP4:ホイールの振れ取り

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ホイールは、初めからタイヤやスプロケット・ディスクローターまで付いておりますが、意外に初めからキチンと調整されているホイールを業界に長年居りますが1度も見た事がないくらい調整が甘いので、1番手間が掛かりますが新車の組み立てで1番差が出る所ではないかと思われますので、シッカリ手間を掛けて調整して行きます。
先ずは、タイヤを外してタイヤ・チューブやリムテープの状態などを確認して、ホイールの振れ取り(縦・横・センター)を行います。一般的には、横の振れ取りだけを行っておけば、シッカリ振れ取りをしている様に見えてしまうのですが、縦の振れ取りとセンター出しも行っておかないと性能や寿命に影響してしまいます。
フロント・リアの振れ取りが完了しましたら、タイヤを取り付けてスプロケットやディスクローターを増し締めしてからホイールを自転車へ取り付けます。

STEP5:ハンドルとサドルの角度調整

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ハンドルとステムの角度や向きを合わせて調整し、サドルは、角度と前後位置を調整して締め付けます。

STEP6:クランク固定ボルトの増し締め

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クランクは、先ずキチンと取り付けられているかの確認をしてから適正トルクで締め直します。

STEP7:ディレイラーの調整

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まず、ディレイラー(ギヤチェンジを行っているパーツ)がキチンと機能する為に、フロントディレイラーは、取り付け位置(高さと向きなど)を調整し、リアディレイラーは、ディレイラーハンガー(リアディレイラーが付いている台座)の調整を行いリアディレイラーが正しい位置に付けられるようになってから、リアディレイラーを取り付けて正しく動く様に調整を行います。

STEP8:ブレーキの調整

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ブレーキシュー(ブレーキのパッド)が適性の位置と角度になる様にブレーキシューとブレーキ本体を調整をします。
一緒にブレーキレバーの引きしろが適性になる様にブレーキワイヤーを調整して完成です。