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【富士ヒル対策】ヒルクライムに合わせたロードバイク選び/準備

富士ヒルに最適なロードバイク&セッティング

こんにちは!今回は、ヒルクライムに合わせたたロードバイク選び、カスタマイズについてのブログです。特に6月初旬に開催される富士ヒル(Mt.富士ヒルクライム)に合わせて、気温や天候についてもまとめてみました。これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです!

1.ヒルクライムにおいて軽さは強力な武器

ヒルクライムでは「軽さ」が強力な武器になります。できるだけ7kg以下のバイクを目指したいところ。一般的にはアルミフレームよりカーボンフレームの方が剛性と振動吸収性のバランスが良く、長時間のヒルクライムではアドバンテージになります。

富士ヒルは全長約24km、平均勾配5.2%の登りが続くコース。長時間のヒルクライムをスムーズにこなすためには、軽量なバイク&適切なギア比(後述します)は重要なポイントです!

2. ギア比の最適化で無駄なく登る!

長時間のヒルクライムを快適に走るためには、軽めのギアを用意するのが大切。

フロント:コンパクト(50-34T)
リアカセット:11-30T or 11-34T(脚力に不安があるなら34T推奨)

これで、最後まで脚を残しながら登れるはず!

3. 軽量ホイール&低抵抗タイヤで楽に進む!

ホイールの軽さはヒルクライムで超重要!

  • リムハイトの低い軽量ホイール(ディープリムは登りでデメリット大)
  • タイヤ幅は25c or 28c(転がり抵抗を考えると25cが良い)
  • チューブレス or 軽量クリンチャーで転がり抵抗を軽減

少しでも楽にスピードを維持できる工夫が必要です。

4. ポジション調整で快適なペダリングを

ヒルクライムでは前傾が強すぎないポジションが理想。平地のポジションのまま上り坂に入ると、傾斜の分だけ重心が後方へシフトして、ペダリング効率が低下してしまいます。

サドル高さやステム長、サドルの角度などを調整して、ヒルクライムで安定したペダリングを維持できるポジションに調整しましょう。

5. レース当日は軽量化を意識!

  • ボトルは1本(補給所を活用すれば500ml程度で大丈夫)
  • サドルバッグは外す or 最小限に
  • 軽量ウェア&シューズで装備全体を軽く

6. エネルギー切れ対策

バイクの準備が終われば、あとはライダーの補給食、エネルギー切れ対策です。

ヒルクライム中でも補給しやすく、すぐにエネルギーに変わるものとしてエナジージェルがあげられます。またドリンクに溶かして水分と一緒にエネルギーを補給する方法もあります。

スタート地点と山頂の気温の差に注意

ゴール後は標高差による気温の違いに加えて、汗冷えもあり、一気に体温が下がる危険性もあります、ウインドシェルやフルフィンガーのグローブを準備しておくと良いでしょう。

参考までに、富士ヒルが開催される6月初旬の富士北麓公園&富士山五合目の気温を調べてみました。

スタート地点(富士北麓公園 / 標高約1,000m)ゴール地点(富士山五合目 / 標高約2,300m)
気温:約16℃気温:約6℃
気温データは主催者WEBサイトより抜粋

スタート時はちょっと肌寒く感じますが、上り始めるとすぐに体温が上がります。アームウォーマーやウインドシェルなど着脱が容易なアイテムで調整できるように工夫しましょう。

ゴール後は汗による冷えで体温が一気に下がる危険があります。また、ゴール後の待機時間や下山時の寒さも考慮が必要です。特に、集団での25kmの下山は体が温まることなく時間がかかるため、防寒対策が欠かせません。

受付時に五合目行きの荷物預かりサービスを利用し、冬用のウェアやグローブをバックパックに入れて預けておくことをおすすめします。(ルールを事前に熟読するようにしてください)

まとめ:バイク&天候対策をしっかり準備しよう!

ロードバイクのポイント

  • 軽量なバイク(7kg以下を目指す)
  • ギア比は34T-30T or 34T-34Tで無理なく登る
  • 軽量ホイール&低抵抗タイヤで負担軽減
  • 最小限の装備でバイクを軽く!

気温&天候対策

  • スタート時は16℃前後、ゴールは6℃前後(寒暖差あり!)
  • アームウォーマー&ウインドシェル必携
  • ゴール後の冷え対策を忘れずに!

しっかり準備を整えて、最高のヒルクライムを楽しみましょう!

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この記事を書いた人

ブリッジバイクプロダクツのWEBサイト担当スタッフです。自転車歴は長い
ので、それなりに知識はあるほうですが、特に速い訳でも上手な訳でもありません。