街乗りからトレイルまで楽しめる人気マウンテンバイク

トレックの「Marlin(マーリン)」シリーズは、マウンテンバイクの中でも特に人気の高いモデルです。
マウンテンバイクらしいオフロードはもちろん、手頃な価格で街乗りにも使いやすく、通勤や通学にも最適。
初めてのスポーツ自転車としても高い支持を集めています。
Marlin 4 Gen 3が新登場!2026年モデルのラインナップ






2026年モデルでは、新たに「Marlin 4 Gen 3」が追加され、ラインナップは Marlin 4/5/6/7 の4種類に。
すべてのモデルが「Marlin Gen 3」フレームを採用しており、同一世代(Generation)のフレーム構造を共有しています。
「Gen」とは?
“Gen(ジェン)”は「Generation=世代」の略。
トレックでは数年ごとに大きなモデルチェンジが行われており、たとえば2025モデルでも同じGen 3であれば、同一フレームが使われています。
つまり、フレームの基本性能は共通であり、違いは主に装着されるコンポーネント(部品)にあります。
フレーム素材:トレック独自の「Alpha Silver アルミ」

Marlinシリーズのフレームには、トレック独自の「Alpha Silver Aluminum(アルファシルバー・アルミニウム)」を採用。
軽量さよりも耐久性と剛性を重視しており、街中の段差や林道の走行などでも安心して使える強度を備えています。
通勤・通学からトレイルまで、幅広いライドシーンに対応するタフなフレームです。
モデルごとの違いは「コンポーネント」にあり

Marlinシリーズは、同一フレーム+異なるコンポーネント構成でラインナップが分かれています。
数字が大きくなるほど、装着されているパーツのグレードが高くなり、価格も上がる仕組みです。
サスペンションフォークの違い
| モデル | フォークブランド | ロックアウト機構 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Marlin 4 | SR Suntour XCE 28 | なし | 街乗りにも適したエントリーモデル |
| Marlin 5 | SR Suntour XCT 30 | あり | 剛性が高く安定性アップ |
| Marlin 6 | RockShox Judy | あり | トップブランド製フォーク採用 |
| Marlin 7 | RockShox Judy Silver Solo Air spring | あり | 軽量で細かなセッティングが可能 |
上位モデルほど、荒れた路面でも安定した走行性能を発揮します。
ドライブトレイン(変速機)の違い
- Marlin 4:8速 (シフター:Shimano M315 / リアディレーラー:Shimano ESSA U2000)
- Marlin 5:9速 (シフター:Shimano U4000 / リアディレーラー:Shimano CUES U4000)
- Marlin 6:10速 (シフター:Shimano U6000 / リアディレーラー:Shimano CUES U6000 GS)
- Marlin 7:12速 (シフター:SRAM SX Eagle / リアディレーラー:SRAM NX Eagle)
段数が多いほど、細かなギア比の調整が可能になり、登坂性能やオフロードでの走行性が向上します。
ブレーキの違い:すべて油圧ディスクブレーキを採用
全モデル共通で油圧ディスクブレーキを採用。
制動力が高く、雨天時や悪路でも安定したブレーキングが可能です。
- Marlin 4:Power社製 DS-100HR 油圧ディスクブレーキ
- Marlin 5〜7:シマノ製 MT200 油圧ディスクブレーキ
どちらも確実な制動力を発揮しますが、シマノ製のMT200は補修パーツの入手性・信頼性で優れています。
Marlinシリーズの魅力:アップグレードのしやすさ

Marlin 4〜7は同一フレーム構造を採用しているため、将来的にパーツ交換やアップグレードが可能です。
最初はエントリーモデルからスタートし、ライディングスタイルや用途に合わせて少しずつ理想の一台に仕上げる楽しみがあります。
まとめ:用途と予算に合わせて選べる万能バイク

トレック Marlin シリーズは、街乗りからトレイルまで対応する万能マウンテンバイク。
同一フレームをベースに、用途・予算・走行環境に合わせて選べる4モデルが揃っています。
初めてのスポーツ自転車にも、カスタムを楽しみたい方にもおすすめの一台です。
