
春が近づくと増えるのが、通学や通勤用に自転車を探しているという相談です。
多くの方がクロスバイクを思い浮かべますが、実はマウンテンバイクという選択肢があるのです。
その代表例が TREK Marlin 4 です。
日本の通学・通勤路は、実はMTB向き

日本の通学・通勤路は、決してきれいな道ばかりではありません。
歩道と車道の段差、割れたアスファルト、雨の日に滑りやすい路面、駐輪場での出し入れ。
毎日使うほど、こうした場面は避けられません。
Marlin 4 はもともとオフロード走行を想定した設計なので、多少ラフな扱いでも安心して使える頑丈さがあります。
通学・通勤用としては、速さよりも気を遣わなくていいことが大きなメリットになるのではないでしょうか。
マウンテンバイクの使い勝手は、毎日の積み重ねで効いてくる

フロントサスペンションは、山を走るためだけの装備ではありません。
段差の衝撃を吸収し、腕や肩、身体への負担を減らしてくれます。
朝の通学や帰り道、雨の日など、日常の積み重ねで疲れにくさの差が出ます。
クロスバイクとの違いは、得意な分野

クロスバイクが得意なのは、舗装路を軽快に走ること、平坦な道をスムーズに移動すること、軽さとスピード感です。
一方で、マウンテンバイク、特に Marlin 4 が得意なのは、段差や荒れた路面に強いこと、雑に使っても壊れにくいこと、天候や路面状況に左右されにくいことです。
舗装路だけをできるだけ速く走りたいならクロスバイク。
毎日安心して使いたいならマウンテンバイク。
通学や通勤では、後者が合う方も多いと思います。
通学・通勤用途として現実的な装備


Marlin 4 は通学・通勤用途として現実的な装備にも対応しています。
キックスタンドやリアキャリアは、純正マウントに対応。
日常使いに必要な装備を無理なく取り付けられる設計です。

変速は Shimano ESSA の8速仕様。
段数は多くありませんが、そのぶんトラブルが少なく、通学や通勤には十分な構成です。
TREKは、サステナブルな素材選びを本気で進めている

Marlin 4 に使われているアルミ素材は、環境への配慮を前提に製造された低排出アルミです。
TREK は2021年に排出量の監査を行い、アルミの製造工程が温室効果ガス排出に最も大きな影響を与えていることを把握しました。
問題はアルミそのものではなく、化石燃料に依存した製造方法にありました。
そこで TREK は、再生可能エネルギーを使用するサプライヤーへの切り替えや、製造工程そのものの見直しを進め、高排出アルミを製造工程から排除しています。
2025年までに、ほぼすべてのアルミバイクを低排出素材へ移行。
Marlin 4 も、その流れの中で作られているモデルです。
性能や耐久性を変えることなく、同じ自転車を、より良い方法で作る。
それが現在の Marlin 4 です。

専門店としてお伝えしたいこと
通学用の自転車は、どうしても消耗品として見られがちです。
ですが、長く使えて、修理しながら乗れて、どう作られているかまで考えられている自転車を選ぶことには、ちゃんとした意味があります。
通学・通勤用自転車として、マウンテンバイクは十分に現実的な選択肢です。
TREK Marlin 4 は、路面状況への強さ、扱いやすさ、装備の現実性、そしてサステナブルな素材選びまで、バランスよく整った1台です。
春の新生活に向けて、クロスバイクだけでなく、マウンテンバイクという選択肢も、ぜひ一度検討してみてください。
