
春の訪れとともに、暖かくなり始めた3月頃から、クロスバイクを検討されるお客様が増えてきました。
今回は、トレックの人気クロスバイク「FX(エフエックス)シリーズ」をご検討中の方に向けて、グレードごとの違いを比較紹介していきます。
人気の3モデルを比較

トレックのクロスバイクには、大きく分けて3つのシリーズがあります。ひとつはアルミフレームの「FXシリーズ」、もうひとつはカーボンフレームを採用した「FXスポーツシリーズ」です。また、電動アシストユニットを搭載した「FX+(プラス)」というモデルもあります。
今回は、最もベーシックなモデルである「FX3 Gen4」「FX2 Gen4」「FX1 Gen4」の3モデルを比較していきます。
モデル名の末尾についている「Gen4」は、「Generation(ジェネレーション):世代」を意味しており、FX3 Gen4は第4世代のFX3であることを表しています。数年ごとにフレームがモデルチェンジされており、その最新バージョンがこのGen4です。
価格はそれぞれ、FX3が125,000円、FX2が99,000円、FX1が79,900円と、約45,000円の差があります。では、一体何が違うのか、さっそく見ていきましょう。
フロントフォーク

フロントフォークは自転車の前輪を支える重要パーツで、体重を支えながら衝撃を吸収し、ハンドル操作をタイヤに伝えます。
FXシリーズではモデルごとに異なる素材を採用しています。
- FX1:スチール製で頑丈
- FX2:アルミ製で軽量
- FX3:カーボン製で軽量かつ振動吸収性が高い
特にFX3はハンドルやグリップにも振動吸収性の高いパーツを使用しており、ロングライドで快適さを感じられるでしょう。
ドライブトレイン

ドライブトレインは、脚力をタイヤに伝える重要パーツです。強度やスムーズな変速、耐摩耗性が求められ、定期的なメンテナンスが必要な部分です。
FXシリーズでは、モデルごとに異なるドライブトレインを採用しています。
- FX1:フロント2速・リア8速 合計16速
- FX2:Shimano CUES U4000、フロントシングル・9速
- FX3:Shimano CUES U6000、フロントシングル・10速
FX2とFX3はフロントシングルでシンプルかつ直感的な操作が可能。ワイドレンジギアで坂道や街乗り、ツーリングまで幅広く対応します。
ディスクブレーキ

スポーツ自転車では、ディスクブレーキが主流です。効きが良くコントロール性が高いことに加え、悪天候でも性能が落ちにくく、軽い力でしっかりブレーキが効く点が魅力です。
FXシリーズ(FX1/FX2/FX3)にはすべて前後ディスクブレーキが装着されていますが、タイプが異なります。
- FX1:メカニカルタイプ(機械式)で、金属ワイヤーによるブレーキ制御
- FX2/FX3:ハイドロリックタイプ(油圧式)で、軽い力でブレーキ操作が可能
- ブレーキメーカー:FX2はテクトロ製、FX3はシマノ製
ハイドロリックタイプは、特に握力が少ない方やロングライド後半でも扱いやすい特徴があります。
ハンドルバー/グリップ

FXシリーズのハンドルバーは、握る位置が高いライザーバーを採用しており、リラックスしたライディングポジションが取りやすく、前方確認がしやすいのが特徴です。幅広なデザインで操作性にも優れています。
特にFX3には、特殊なハンドルバー&グリップが採用されており、グリップに隠れる部分のハンドルバーを半円状にし、手のひらが当たる部分に柔らかいシリコン状のパーツを採用。カーボンフロントフォークと組み合わせ、長時間のライドでも疲労を軽減します。
タイヤ/ホイール

FXシリーズは共通して700×35cのタイヤを採用しています。700は直径、35は幅を指し、走行性と安定性のバランスが取れたサイズです。
3モデル共通のタイヤですが、FX3のみホイールが異なります。チューブレスレディ対応リムを採用し、本格的なフレンチバルブに対応している点が特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、FX3 Gen4、FX2 Gen4、FX1 Gen4の3モデルを比較してみました。それぞれのモデルには特徴があり、用途やこだわりによって選び方も変わってきます。

色々な考え方がありますので、一概には言い切れないのですが、走行性能にこだわらない方には、コストパフォーマンスの良い「FX1 Gen4」をおすすめします。

坂道が多いエリアでの使用をお考えなら、扱いやすいドライブトレインやスピードコントロールが容易な油圧ディスクブレーキを備えた「FX2 Gen4」のほうが安心でしょう。

一方、週末のロングライドやフィットネスライドも楽しみたい方には、カーボンフォークや振動吸収性の高いハンドルバー、軽快な走行が可能なタイヤやリムを装備した「FX3 Gen4」をおすすめします。
もちろん、デザインも選ぶ際のポイントです。各モデルでフレームカラーが異なりますので、お好みの色を基準に選んでみるのも良いでしょう。
またスポーツ自転車は、身体に合ったフレームサイズを選ぶことが非常に大切です。身長だけではなく、手足の長さや身体の柔軟性、使用目的に合わせて最適なフレームサイズを選びましょう。もちろん私達がサポートいたします。
また、スポーツ自転車は、サイドスタンドや鍵、ライトなどは付属せず、別途購入が必要になります。分からないことは、丁寧にサポートいたします。まずは、お気軽にご来店いただき、実物を見ながらご相談ください。
