年末年始こそ気をつけたい。自転車の飲酒運転は絶対にしない

忘年会にクリスマス、お正月。
楽しいイベントが続く季節は、夜道を走る自転車も増えます。
その一方で毎年ニュースになるのが「飲酒運転」。
クルマがダメなのは当然ですが、
自転車でも飲酒運転は道路交通法違反です。
正常な運転ができない状態で走らせた場合、罰則の対象になります。
「自転車だから大丈夫」では済まない
転倒してケガをするだけでなく、
歩行者との接触事故になれば重大な事態につながります。
そしてもう一つ、忘れてはいけない大事なポイントがあります。
保険が“効かない”可能性があります
多くの自転車保険や賠償責任保険には、酒気帯び・酒酔い状態での事故は補償対象外と明記されています。
その場合、
- 相手への損害賠償
- 自分の治療費
- 自転車の修理費
これらがすべて 自己負担 になることも。
楽しい夜が、一瞬で大きなトラブルに変わってしまいます。
せっかくの時間を、安心して楽しむために
お酒を飲んだあとの「少しなら…」が、誰かの安全を奪ってしまうかもしれません。
だからこそ選択はシンプル。
- 飲んだら乗らない
- 自転車はショップや駐輪場に置いて帰る
- タクシー・公共交通機関・徒歩で帰る
- 自転車を押して歩く(安全な範囲で)
年末年始は特に、人も交通量も多い時期。
少しの無理が、大きな事故につながる季節です。
安全に走り続けるために
自転車が好きだからこそ、
楽しむルールを自分たちで守りたい。
走るときはしっかり走る。
飲むときはしっかり楽しむ。
その切り替えができるだけで、街も、仲間も、自分も守れます。
飲んだら乗らない。
当たり前だけど、大切なこと。
今年も残りわずか。
どうか安全に、気持ちよく新年を迎えましょう。
