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NEWヘルメットが登場&入荷!

トレックとボントレガーは、革新的なヘルメットテクノロジー「WaveCel(ウェーブセル)」を発表致しました!
この革新的なテクノロジーの登場は、多くの人の命を救い、人生を変えてしまう脳への後遺症を防ぐ画期的な出来事です。

新テクノロジーの仕組み
WaveCelが衝撃を受けると、セルが潰れるまで変形した後に滑ることで、斜めからかかるエネルギーを積極的に吸収し、頭から遠ざける方向へ受け流します。変形し、潰れ、滑るというこの3段階の構造変化こそ非常に効果的なのです。

どの程度効果的なのか
典型的なサイクリング中の転倒に近い秒速6.2m、斜め45度の角度で頭部に衝撃が加わった場合を想定したテストにおいて、AISスコア2(脳震とう~軽度の脳障害)のダメージを起こす確率を1.2%に抑えます。なお、同じ条件での実験結果において、非MIPSのヘルメットでは58%以上、MIPSヘルメットでさえ34%以上の場合にAISスコア2のダメージを引き起こすことが確認されています。 

WaveCel ヘルメットのラインナップ

Bontreger XXX WaveCel Road helmet Asia fit ¥31,481(税抜)
(5月初旬入荷予定)※JCF公認

Bontrager Specter WaveCel Road helmet ¥19,444(税抜)
(BlackのLサイズとWhiteのMサイズは入荷済みです)

WaveCel Q&A

Q:WaveCel以外のヘルメットは安全ではないのか?

A:どのヘルメットも、安全基準を満たしているものであれば、被らないよりは安全です。しかし多くのヘルメットは、主に垂直な衝撃に対して頭蓋骨を保護する目的で設計されています。MIPS無しよりはMIPS付きの方が安全ですが、WaveCelはそれらを大幅に上回る圧倒的な衝撃吸収性を提供します。

Q:他にも似たような見た目のテクノロジーがあるが、どう違うのか?

A:SmithのKoroydなど、一部のサイクリングヘルメットはハニカム(ハチの巣)形状を使用していますが、これは垂直な衝撃に対して頭蓋骨の骨折を防ぐために採用されています。そのため、これらのシステムは斜めの衝撃に対応するためにMIPSを併用するケースがほとんどです。WaveCelは、垂直と斜めの両方の衝撃に対処し、頭部全体を包み込むように保護することで、圧倒的な保護性能を発揮します。

Q:一度衝撃を受けたヘルメットはどうすればいい?

A:WaveCelは潰れることで衝撃を吸収するため、一度衝撃を受けたヘルメットは使用することができません。 また衝撃を受けていなくても、通常のヘルメットを同じく、3年を目途に交換することをお勧めします。

Q:フィット感はどう?

A:一般的なフォームヘルメットに比べ、WaveCel構造の方が柔軟なドーム構造であるため、多くの方がフィットが向上したと感じる傾向にあります。製品テストでも、一貫してフィットについて高い評価を得ています。

Q:ベンチレーション性能は?

A:WaveCelの穴を通じても排気ができるため、ヘルメット全体を通して気流を導き、一般的なヘルメットよりも優れたベンチレーションを可能にします。 またWaveCelヘルメットは発泡スチロール部分が薄く断熱効果が軽減されるため、効果的にヘルメット内部の熱を外部に放出します。

Q:WaveCelヘルメットは重たく、軽さを好む方には向かない?

A:確かにWaveCelは50gほど重量が増加しますが、重量を減らすことで万が一の時にたった一つの脳を守れないのでは、ヘルメットを被る意味がありません。ヘルメットにおいて安全性の向上は何よりも優先されるべきです。ヘルメットが本来の機能を果たすのは、何千キロ、何万キロというサイクリング中でたった一瞬かもしれません。しかしまさにその一瞬のためにヘルメットが存在しているということを思い出すべきです。

Q:WaveCelはボントレガーヘルメットだけ?

A:現時点で、WaveCelはBontragerヘルメットにだけ採用されます。私達は開発の初期段階でWaveCelプロジェクトとあらゆる段階で彼らと協力しました。世界で最初にBontragerヘルメットにWaveCelが搭載され、その後、他のスポーツやアクティビティ用ヘルメットにも順次採用されます。今後他のサイクリングヘルメットにWaveCelヘルメットが搭載されているかは決まっていません。

Q: 新しいヘルメットの一部でセルの一部が変形しているように見える?

A:WaveCelは、最初から部分的にセルの密度が高くなっていますが、これは設計によるものですのでご心配は不要です。ただし強い衝撃を与えてしまった場合はただちに使用を中止してください。

Q:髪の毛が絡んだり、頭皮を傷つけることはありませんか?

A:開発中の実験の結果、そういったリスクが非常に低いことを確認しています。また、WaveCelと頭部が接する部分にはコーティングの層を設けることで、プラスチック部分が直接触れることを防いでいます。

Q:気温や水や汗で濡れることで問題はある?

A:WaveCelはあらゆる条件でテストを行い、気温の変化や水濡れに影響されないことを確認しています。

Q:紫外線の影響はある?

A:WaveCelのすべてのヘルメットは紫外線テストもパスしています。

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この記事を書いた人

ブリッジバイクプロダクツ店主の安田です。幼少の頃から色々な自転車に乗り、五輪を目指して競技に打込んだ時期もありました。他にも中学生の頃は自転車で日本一周をした経験もある、根っからの自転車好きです。千葉県松戸市出身