「トレックのFXシリーズの購入を考えているけど、どのタイプを選べばいいのかわからない…」なんて、悩んでいませんか。このページでは、今シーズン特に人気の高い「FX3 ディスク」「FX2 ディスク」「FX1 ディスク」の3機種に絞って、解説していきます。購入後に後悔しないように、各モデルの違いについて理解しておきましょう。
トレックのクロスバイク「FX」シリースとは
トレックのクロスバイク「FX」は、サイクリングや通勤・通学、日常の移動手段としての自転車にぴったりのクロスバイク。FXという名前の由来は、フィットネス&エクササイズという言葉から来ており、どのモデルも万能かつ快適で楽しく走れるようデザインされています。10年以上前から、細かいアップデートを繰り返しながら人気モデルとして愛され続けているクロスバイクの定番です。
人気の高い3モデル
一般的に「FX」を検討されるお客様は、FX3ディスク/FX2ディスク/FX1ディスクの3機種で悩まれる方がほとんどです。実はこの3車種、車体の骨格部分であるフレームは形状も素材も全く同じものが使われており、組み合わせられるタイヤやホイール、変速機やブレーキなどコンポーネント、身体に触れるハンドルやサドルなど細かなパーツがモデル毎に異なります。
走りの軽快さ(スポーツ性)、快適さ(乗り心地)、そして自転車選びにおいて無視できない要素のひとつ「価格」、3つをどうバランスさせるか、同じフレームをベースにしながら3モデルがランナップされているというわけです。
FX3ディスク 快適さとスポーツ性のバランスの良さ
日常的な使いやすさ、サイクリングの爽快さの両方を味わえるのが、FX3ディスクの特徴と言えます。スポーツ性の高い700×32cタイヤにカーボン製フロントフォークを組み合わせ、振動吸収機能IsoZoneを搭載した専用ハンドル&グリップを装備して、快適性を損なうことなくスポーツ性を高めています。ドライブトレインは1×10という競技用マウンテンバイクと同様のレイアウトを搭載しています。
FX3ディスクをおすすめする5つの理由
- スポーツ性と日常性のバランスの良さ
- 振動吸収性が高い上に軽量なカーボン製フロントフォーク
- シマノ製 油圧ディスクブレーキ
- スムーズな1×10ドライブトレイン
- 振動吸収機能が内蔵されたハンドルバーとグリップ
FX2ディスク コストパフォーマンスの高いモデル
FX2ディスクをおすすめする5つの理由
- 上位機種(FX3ディスク)と同一のフレームを使用
- 価格を抑えつつ快適性はキープ
- 軽量なアルミ製フロントフォーク
- シマノ製2×9=18段変速
- テクトロ社製 油圧ディスクブレーキ
FX1ディスク 低価格ながら走りは本格派
上位機種と同一のフレームを使用しながら低価格にまとめられたFX1ディスクは、もちろんスペックや走りの面で上位機種に劣る部分はありますが、クロスバイクの楽しみを十分に味わうことが出来る1台です。
FX1ディスクをおすすめする5つの理由
- 上位機種と同一のフレーム
- 低価格
- 悪天候でも安心して止まるディスクブレーキ
- 平坦路から坂道までカバーする16段変速(2×8)
- トレックの限定生涯保証(フレーム)
おすすめはどのタイプ?
一概にどのモデルがベストかは、ここで言い切ることは出来ません。というのも、スポーツ自転車の中でクロスバイクは、特に様々な使われ方をする自転車だからです。街乗りはもちろん、自転車通勤/通学の場合は乗られる方によって距離が全く違います。週末にはサイクリングを楽しまれることもあるでしょう。乗り方や予算によって、選ばれるモデルは様々です。
走行感を簡単な表にしてみました。
FX3ディスク | 軽快さ ★★★★★ | 快適さ ★★★★★ |
FX2ディスク | 軽快さ ★★★★☆ | 快適さ ★★★★☆ |
FX1ディスク | 軽快さ ★★★☆☆ | 快適さ ★★★★☆ |
機能性で考えるとFX3ディスクが一番のおすすめなのは間違いありませんが、数キロの自転車通勤用ということでしたら、FX1ディスクで車両本体の費用を抑えつつ、別売りのフェンダー(泥よけ)やキャリアでカスタマイズするのも良さそうです。総合的に考えると、機能性と価格のバランスが良いFX2の良さが光ってきます。悩ましいですね(笑)
やはり、実際にご来店いただいて、具体的な用途や、その自転車でやりたいことをお話し頂くのが一番です。スポーツ自転車にはフレームサイズもありますので、最適なサイズをご提案することも出来ます。どうぞ、お気軽にご来店ください。