
「秋」と書きましたが、まだまだ暑い日が続いています。それでも、少しずつ日が短くなってきました。
夏と同じ感覚で夕方までロングライドを楽しんでいると、帰宅する頃には思っていた以上に暗くなっていた、ということもあります。
これから迎える秋は、気温が落ち着き、ロングライドを楽しみやすくなる季節。
気持ちよく走るための準備として、今回は自転車の「ライト」について考えてみましょう。
「暗くなってから走らない」人にもライトは必要?

「基本的に昼間しか走らないから、ライトはあまり使わない」
そんな方もいらっしゃると思います。
ただ、ロングライドは予定通りに帰ってこられるとは限りません。
思ったより遠くまで走ってしまったり、途中で休憩が長くなったり、道に迷ったり、パンクなどのトラブルで予定より時間がかかったり。
特に日が短くなる秋は、出発したときには明るくても、帰り道には薄暗くなっていることがあります。
もちろん、夜間の走行では法令に定められた灯火が必要です。それに加えて、ロングライドをより安全に楽しむための装備として、ライトを考えておきたいところです。
ライトは暗くなってから用意することができません。
普段は明るい時間しか走らない方も、サイクリングの装備のひとつとして準備しておきたいアイテムです。
ライトには「照らす」以外の役割もあります

自転車のフロントライトというと、暗い道で前方を照らすためのものを想像するかもしれません。
もちろん、それは大切な役割です。
しかしライトにはもうひとつ、クルマや歩行者など周囲の人に、自転車の存在に気づいてもらいやすくする役割があります。
そのため、夜間だけでなく昼間にライトを使用する「デイタイムライト」という考え方も広がっています。
特にロードバイクでは、一般的な自転車より速いスピードで移動します。
「自分から相手が見えている」ことと、「相手から自分が認識されている」ことは同じではありません。
周囲から自分の存在に気づいてもらう。
ライトはそのための装備でもあります。
ライトは明るさだけで選ばない

ライトを選ぶときに気になるのが「ルーメン」という数字です。
ルーメンはライトの明るさを表す目安のひとつですが、単純に数字が大きければ大きいほど、自分にとって良いライトとは限りません。
たとえば、街灯の多い市街地を中心に走る場合と、街灯の少ない郊外や山間部を夜間に走る場合では、ライトに求める性能も変わります。
昼間に自分の存在を知らせるために使いたい場合も、夜間に路面をしっかり確認しながら走りたい場合とは目的が異なります。
さらに、長時間のライドならバッテリーの持続時間も大切です。
「何ルーメンあれば大丈夫?」と数字だけで考えるのではなく、
どんな場所を、どんな時間帯に、どのくらい走るのか。
自分のサイクリングスタイルから考えると、必要なライトを選びやすくなります。
リアライトも忘れずに

フロントライトと一緒に確認しておきたいのがリアライトです。
前方は自分自身で確認できますが、走行中に後方の状況をずっと確認することはできません。
後方から近づいてくるクルマなどに、自転車の存在を早めに認識してもらうためにも、リアライトは大切な装備です。
フロントライトとリアライトをセットで考えておきましょう。
秋のロングライド前には充電もチェック

すでにライトを持っている方も、久しぶりに使用するときは事前に確認しておきましょう。
しばらく使っていなかったライトは、思っていた以上にバッテリー残量が少なくなっていることがあります。
また、長く使用しているライトでは、購入した頃よりバッテリーの持続時間が短くなっていることもあります。
ロングライドの前日にはライトを点灯させ、充電状態や動作を確認しておくと安心です。
秋のロングライドを楽しむ準備を

暑かった夏が終われば、いよいよサイクリングが気持ちいい季節がやってきます。
少し遠くまで走ったり、いつもとは違うルートへ出かけたり。
そんな秋のサイクリングを楽しむ準備のひとつとして、愛車のライトを一度見直してみてはいかがでしょうか。
ライトは、明るさやサイズ、バッテリーの持続時間などによってさまざまな種類があります。
どれを選べばいいのか迷ったときは、普段走っている場所や距離、時間帯などをスタッフにお伝えください。
ライドスタイルに合わせたライト選びをお手伝いいたします。
