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オーバーホール&カスタムシーズン到来!

もてぎエンデューロやセオフェスも終わり、年内のビックイベントはだいたい終了しましたので、これからの季節はイベントもだいぶ少なり、毎年この時期を利用して1年間使用して傷んだワイヤーなどの消耗品をまとめて交換するオーバーホールのご依頼が1番多い時期となっております。
既にオフシーズンに突入した自転車達が続々とオーバーホールでお持ち込みになられておりますが、近年は、冬でもちょこちょことイベントがございますので、オーバーホールは、普段では出来ないような時間の掛かる部位をメンテナンス致しますので、パーツ交換等で入手に時間が掛かってしまいますとイベントに間に合わなくなってしまう可能性がございますので、年末年始にイベントがございます方は少し早めにお持ち頂く事をおすすめ致します。

オーバーホールで必ず行うのがブレーキとシフトワイヤーの交換です。
ワイヤーは、使用頻度と保管状況により傷み具合が人それぞれなので、交換時期が判断しづらく交換のタイミングを見誤ると突然切れてしまう場合もございますので、毎年決まった時期に交換しておくと交換忘れなどが無く、突然のワイヤー切れを予防する事が出来ます。

また、今年は、台風の塩害がございましたので、ちょっと目を離した隙にチェーンが錆びてしまった方も多かったと思いますが、そのまま放っておきますとチェーン切れやチェーンが通っているリアスプロケット(後ろのギア)やフロントチェーンホイール(前のギア)が痛む原因にもなってしまいますので、被害が拡大する前に交換される事をお勧め致します。

オーバーホールの一例

トライアスロンでワンシーズン使用したスピードコンセプト(TTバイク)は、普段から手入れはシッカリ行われておりますが、日常メンテナンスでは落とせない内部まで入り込んでしまった砂を分解洗浄してクリーニングしてグリスアップして戻します。
これだけ綺麗に見えてもボトムブラケットのベアリングは、内部が少し錆びて動きが悪くなっていたので、交換となりました。

スポーツバイクは、異常が起きてから対処するのでは手遅れになってしまう事が多いので、常に先手を打って予防して行く事が安心して楽しく乗る為には重要となって参ります。

当店では他店でご購入のバイクのメンテナンスも可能な限り受け付けておりますが、TREK以外のメーカーをオーバーホールにお持ちになる場合は、リアディレイラーハンガーが当店ではご用意出来ませんので、リアディレイラーハンガーをご準備頂きご依頼頂ければ、殆どのメンテンスが可能となります。

そして、オーバーホールのついでにパーツやホイール交換のご相談も多く頂きます。
後でパーツをカスタムすると二度手間になってしまい、お時間や工賃が余計に掛かってしまいますので、パーツのグレードアップなどをお考えの方は一緒にご相談下さい。

一番多いご依頼はホイール交換ですが、一緒に更なる走行性能アップにビッグプーリーの導入も増えております。更にこの時期特有なのが、冬の間にペダリング効率を上げたいと楕円リングやpioneerのペダリングモニターの取り付けご依頼も多くなります。

また、今年は、輪行などで北関東や信州の山を登る方が増えましたので、峠をより楽に登りたいと軽めのリアスプロケット(32Tや34T)へ交換される方が非常に多くなっておりますよ!

更にブリッジバイクプロダクツと言えばフィッティングです!
1年で1番ご依頼の多いのがこの冬から春先に掛けてとなりますが「フィッティングって、レースに出る様な上級者の人がする物でしょ?」と仰る方が多いですが、当店のフィッティグは、フォームやペダリングなど基本的な事を学んで頂けますので、我流で乗り込んで変な癖が付いてしまう前の初・中級者の頃からお受け頂く事をお勧めしております。
当店で行っております『PRECISIONFIT(プレシジョンフィット)』は、ベースがTREKなので、Bontrager のパーツを使用する前提となっておりますが、バイクやパーツメーカーがTREK系列以外でも実測値でのフィッティングは可能ですので、当店でロードをご購入頂いた方だけではなく他メーカーのバイクにお乗りの方でもフィッティグをお受けになった事の無い方は、ぜひ1度ご相談下さい。

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この記事を書いた人

ブリッジバイクプロダクツ店主の安田です。幼少の頃から色々な自転車に乗り、五輪を目指して競技に打込んだ時期もありました。他にも中学生の頃は自転車で日本一周をした経験もある、根っからの自転車好きです。千葉県松戸市出身