トレックの超軽量ロードバイク『エモンダ』が超軽量のエアロカーボンロードに進化しました。トレック史上、登り坂で最も速い超軽量フレームの伝説的な走りが、最軽量のOCLVレイアップから作られたエアロ形状に進化して、さらなる速さを引き出しています。
挑戦を続けるトレック
エモンダ2021モデルの目標は、「アルプ・デュエズを飛ぶような速さで駆けあがるバイクを作る」こと。この伝説的な峠を最速で登れるバイクにすることができれば、あらゆるシチュエーションでも速いバイクとなる。重量と空力の完璧なバランスを見つけるのは簡単ではないが、最先端のモデリングソフトと新しいカーボンレイアップを用いた新しいエモンダは、山岳を最速で駆けあがるバイクに仕上がったといいます。
「軽量」と「エアロ」を両立すべくフレームチューブの形状を解析
HEEDS最適化ソフトウェアを用い、最適なチューブ形状の範囲を特定。そして「軽量」と「エアロ」を両立すべく、数千もの要素を変動させながら各フレームチューブの形状を解析。グラフ上の全ての点は、ソフトウェアでシミュレーションしたフレーム形状を示している。
HEEDSを用いたことで、空力と重量のベストバランスの「限界」を見つけることができた。これは「パレート最適曲線」として知られる、グラフ左側のデータ点が作り出す曲線のこと。トレックのエンジニアはさまざまな組み合わせを解析し、試作品を作るべきフレーム形状を特定。ここから理想的なフレーム形状と優れたライドフィーリングの完璧なバランスを求める長いプロセスが始まる。
新しいOCLV 800カーボンの誕生
エアロフレームはより多くのカーボン素材が必要となるが、優れたヒルクライムバイクは重くてはいけない。理想を実現するには、軽量なカーボン素材を新たに開発する必要があった。
新しいカーボン素材を開発するため、数十ものプロトタイプをテストし、最高に軽く、最高に強い素材が出来上がった。トレックの歴史に残る、まったく新しいOCLV 800カーボンの誕生である。
この新しいレイアップにより、フレーム素材の量を減らすことに成功した。Émonda SLRはエアロ形状に進化しながら、何とフレーム重量700gを下回っている。しかも快適性が高く、反応性に優れた特長をまったく損なっていない。
新しいアイオロスRSL バー/ステム
登り坂と平坦をさらに速く 新型Émondaのエアロチューブは、どこを走っていてもその良さを体感できる。更に、速いバイクには速いパーツが必要。新開発のAeolus RSL バー/ステムを搭載することで、更に空力性能を高めている。
これらのパーツにもHEEDS 分析を用いて、最もエアロな形状を見つけ出した。これらのパーツはÉmondaを速くするために開発され、SLR 全モデルに標準装備される。
2021エモンダ(カーボン)は大きく2シリーズ
今回登場した2021モデルのエモンダ(カーボン)は、大きく別けるとOCLV800カーボンを使ったハイエンドモデルのエモンダSLRと、OCLV500を使うエモンダSLの2種類のフレームに分けられます。
エモンダSLRにはエアロ形状の新型アイオロス ハンドルバー/ステム/ホイールが標準装備され、SLR/SL共に組み合わされるドライブトレイン/ブレーキなどのコンポーネントにより、SLR○/SL○などアルファベット後の数字が変わります。どちらもディスクブレーキ専用ですので、リムブレーキモデルはありません。エモンダSLRでは、カラーリングやドライブトレインの組み合せを自由に選ぶことができるプロジェクトワンで注文することも出来ます。
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